1996-12-06 第139回国会 衆議院 予算委員会 第1号
そしてまた、ケインズ没後五十年にことしは当たりますけれども、これまでのケインズ主義的な財政政策は、景気の後退時期に財政の、公共事業を初め赤字支出をふやして民間需要を刺激して、やがて相乗効果によって景気が回復するという、そういう景気循環論を前提とした経済政策であるわけですが、しかし、今回のバブル崩壊後の状況を見ると、ごらんのとおり、景気循環の規則性が経済の長期停滞で否定されるようだと、財政赤字がふえるだけでその
そしてまた、ケインズ没後五十年にことしは当たりますけれども、これまでのケインズ主義的な財政政策は、景気の後退時期に財政の、公共事業を初め赤字支出をふやして民間需要を刺激して、やがて相乗効果によって景気が回復するという、そういう景気循環論を前提とした経済政策であるわけですが、しかし、今回のバブル崩壊後の状況を見ると、ごらんのとおり、景気循環の規則性が経済の長期停滞で否定されるようだと、財政赤字がふえるだけでその
○奥田国務大臣 地方行政に精通されている委員の御指摘でございますから、私も多言を必要としないと思いますけれども、実態において泣く泣く地方団体は赤字支出に余儀なくされているというのが現状でございます。現在の時点において約二千億程度の国保会計の赤字であることも御指摘のとおりでございます。
○長田小委員 いま、長官は数字を述べられましたけれども、実際、赤字、支出の方が多いわけですね。恐らく余剰金から取り崩しているのではないかと思うのでありますけれども、先月の三十日の第二臨調の答申につきましても、これから政府が行革に取り組むわけであります。そのやさきに、本年度の予算編成に当たりまして、各種の新税の設置並びに税の引き上げ等が取りざたされておるわけであります。
したがいまして、これを相殺するような投資であるとか、財政の赤字支出であるとか、あるいは輸出超過がなければ、購買力の吸収の方が支出を超えてしまいますので、したがって、景気が停滞していくことになると考えるからでございます。 第二に、卸売物価は、これも御案内のように、政府の予想を上回って下がっておるわけでございます。
七十歳以上の老人の医療の無料化、そのためにこうむっている地方自治体の赤字支出の問題を私はお尋ねをしている。あなたは、いまそのとおりにやっていけば赤字なんか出っこないとおっしゃったでしょう。これはもう理屈の問題じゃないのですよ。事実の問題です。残念ながらあなたは勉強が足りないようですが、ないかあるか、これこそ問答無用です、実情を見てこようじゃないか、実際に行って。ありませんか、あなた。
むしろ第一階層、一番低い所得の階層は月に約四千六百円の赤字支出であります。可処分所得よりも消費支出のほうが四千六百円も高いのであります。第一階層は毎月四千六百円ずつ借金をしながら生活をしているということがはっきりとこの経済企画庁の資料に出ております。ちなみに申しますならば、この可処分所得と消費支出との差は次のような数字になるのであります。
われわれが指摘をするのは、この労働省の基本的な賃金構造の統計、さらには五分位階層における赤字支出――平均支出よりも下回ったものが第三層よりも下におるのだ。そういう連中はエンゲル係数が高いのだ。それをただ単にこの家計米価の算出基準であるところの可処分所得の伸びだというようなことでやることには問題がありはしないか。
○片島委員 これは大臣にお尋ねいたしますが、電信事業において、三十六年度の収入が百四十五億に対し支出が二百四億で百六十億の赤字、三十七年度は三百六十七億の支出に対して収入白五十六億で二百十一億の赤字、さらに今年はそれをまた上回って二百五十億の赤字。支出は収入を上回っておる。生収入を上回る赤字なんであります。支出から収入を差し引いた赤字が収入生体よりも多い。
結局地方といたしましても、そういう財政計画を根本的に練り直し、考え直す機会がなくて、漫然と赤字支出を続けて行くというようなことを、金をつけることによつて助長することにもなるかと思います。
給与にいたしましても、何にいたしましても、そうでありますが、財源のない支出をいたしますれば、赤字支出はインフレを呼ぶ、そういうことを申したのであります。
おそらく現在の状態では、一箇月のうちテレビジヨンの収入が一日分、あとの二十九日分は赤字支出でやつておられるだろうと思う。そういう状況から考えましても、テレビジヨンは一応実際上は独立会計といいますか、別個の会計になつておりますから、これを一般受信料によつて埋めることはできませんけれども、テレビジヨンの受信料にいたしても、相当に当初とは情勢がかわつているようにわれわれは見受けるのであります。
しかもそれが生産に携わらないで、ただ遊んでぶらぶらして、悪くなると犯罪を犯して、その人たちを養つて行かなければならないということを考えた場合に、多少赤字公債を発行しても、あるいは建設公債、あるいはまたその他の予算的措置を講じても、事業を起し、あるいはダムでも何でもよろしいが、生産的な面に支出をやつて職を與えて行くという方が、たとい若干の赤字支出になりましても、よりベターである、かようにその点において
しかも國有財産の拂下げ、なかんずく國有林の拂下げ等につきましては、國庫がその百三十億の拂下げをなして、そうして現在の拂下げ方法の不備なために、國庫收入は一文もないはおろか、これが拂下げのために、かえつて政府は赤字支出をしなければならないという現状があります。
たとい一時は赤字支出でありましようとも、その支出が生産を刺激し、これを増大せしめ、この増大生産による自然増收から生まれてくるところの租税によつてその赤字を補填することができるように國民生活を誘導し、生産を拡充することが最も大切であります。ただバランスが形式上とれているからといついて、それだけで健全財政であり、健全予算であるということは、断じて言えないのであります。
例えば水害の関係で伐込道路が壞れておる、搬出道路が壞れておる、こういうものにつきましては、この際應急に薪炭特別会計で或程度の赤字支出をしても、それを應急に修復する、こういうふうなことなどもございましよう。一つ一つの駅毎に責任者を決めて、そうしてそれを叩き出すようにして行く、こういうふうなことをやり、それを運輸省の配車の問題とマツチさして動いて行きたい、こういうふうなことで考えておるのであります。
そこでここにありますように、昭和二十一年度におきましては一般会計の残高が六百二十九億三千四百万円という赤字支出超過を示したのでありますが、ここには書いてございませんが、実は臨時軍事費の方では二百一億三千二百万円の余剩を生じております。
さしあたつてわれわれの要るのは四、五千萬圓の復金よりの融資でございますが、これはただちに復舊となつて現れるのであるから赤字支出には私はならないと思う。そういう意味で、木材業に對しましては、二十六、七萬石も流れております和歌山縣の林業復活のために、適當な五千萬圓という要求をしております。これに對する復興金融金庫からの融資の御意思ありやなしや。私は農林大臣にこの點をさらに確めたいと思います。
要は、この厖大な赤字支出と均衡を保つために、歳入財源をいずこに求めるかという点であります。